2007年6月29日金曜日

新温泉町の名勝 「霧ヶ滝」


湯村温泉街から岸田川に沿って山あいの道を車で約30分。岸田川と霧ヶ滝渓谷の合流点にある案内標識を目標に、渓谷へと入っていきます。巨木が枝を広げる原生林と、白水の清流が調和した素晴らしい大自然の中を歩くこと、およそ1時間30分。目の前に広がる岩肌から、風に舞い優雅に流れ落ちる霧ヶ滝が現れます。

霧ヶ滝は但馬の滝10選に選ばれるなど新温泉町を代表する滝で、兵庫県の名勝にも指定されています。水流が20m落下して岩盤にあたり、40m落ちる間に霧状になり、滝壺がないことからこの名前がついたと言われています。

風に舞って優雅に滝が落ちる様子を「まるで天女の羽衣のようだ」という人もあるほどで、天気のよい日には、水煙に虹がかかり幻想的な姿を見せることもあります。いつも霧のように水しぶきがたち込め、壮大な中にも幽玄な気配に満ちあふれています。  新温泉の広報より

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